どうも!とみさんです!
今回は、気血津液の虚証(不足している場合)と実証(多すぎる場合)の解説をしていきます。
今回も想像力豊かにイメージして勉強していきましょう。
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気の病証
虚証
- 気虚 自汗、息切れ、倦怠感 ←リズムよく覚えましょう♪
- 気陥 気虚症状+胃下垂、脱肛、子宮脱 ←これもリズムよく♪
- 気脱 気虚重症(ヤバイ)呼吸が浅い、意識喪失、顔面蒼白、冷え
気の作用が不足して起こることなので、照らし合わして理解して見てください。
実証
- 気滞(気鬱) 脹痛、胸肋部痛、腹部膨満感 気の流れが悪くなって起こります。
- 気逆 怒りやすい、頭痛、めまい、咳、嘔吐、噯気、吃逆 過剰に気が上がってきます。
噯気=あくび
吃逆=しゃっくり
血の病証
虚証
- 血虚 顔面蒼白、めまい、痺れ、動悸
実証
- 血瘀 固定痛、刺痛、紫舌、暗紅舌、月経痛 血の運行失調
- 血熱 発熱、発赤、出血
津液の病証
- 痰湿 重だるさ、浮腫、下痢、めまい
陰陽の虚証
- 陰虚 五心煩熱(手足と心に熱を持つ)、のぼせ、盗汗(寝汗)、頬部紅潮、舌質紅、舌苔少、脈細数 陰が虚している 陽1:陰1 → 陽1:陰0.5 だから熱症状が出る
- 陽虚 寒症状+気虚症状 陽が虚している 陽1:陰1 → 陽0.5:陰1 だから寒症状が出る
まとめ
今回の病証が基本となり、肝心脾肺腎の特色がついてきます。
特に陰虚と陽虚が国家試験でも出やすいところなので把握しておきましょう!
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“東洋医学 虚証、実証編 (鍼灸学生必見!)” への1件の返信