頭痛

どうも!とみさんです!今日は頭痛の種類に関して解説していきます。


あなたの頭痛はどんな痛み?

1、締め付けられる様な痛みが頭全体にある。肩こり頸こりが気になる。

2、片方のこめかみあたりにズキズキ

3、眼球がえぐられる様な激しい痛み、年に1回ほど発症する。

4、バットで殴られた様な痛み、ろれつが回らない。徐々に痛みが強くなる。


分類

一次性頭痛:片頭痛緊張性頭痛群発性頭痛・自律神経性頭痛など

      おおむね6ヶ月以上同様のパターンが続く慢性経過

二次性頭痛:原因のある頭痛。感染症・脳出血・脳腫瘍・高血圧など

頭部神経痛:後頭神経痛・三叉神経痛など

鍼灸治療が適応

一次性頭痛と頭部神経痛が適応になることが多い。

※二次性頭痛は危険な頭痛のため精密検査が必須です。症状としては突然の発症激しい頭痛意識障害徐々に悪化するものなど 鍼灸治療は不適応です。


緊張性頭痛

原因:身体的・精神的ストレスによるものが多い。

疫学:年齢、性差、家族歴問わず

機序:1姿勢異常などによる筋へのストレス→頭頸部周囲の持続的筋収縮

   2精神的緊張→頭蓋を取り巻く筋の持続的収縮

症状・特徴:締め付けられる様な痛み、頭重感、鈍痛、頸肩のコリもあることが多い、両側性で全体的に痛みがある、特に後頭部が痛いことが多い。温めると緩和、冷えると増悪。

治療:筋緊張を改善させ、痛みの緩和。予防のため姿勢の矯正。

片頭痛

原因:はっきりとした原因は不明。血管の拡張によるものと考える。

疫学:若年〜壮年の女性に多い。

症状・特徴:拍動性の強い頭痛が片側に生じる。特にこめかみが痛いことが多い。冷やすと緩和、温めると増悪

      誘発因子→運動、月経、飲酒、チョコレートなど

分類:前兆あり→前駆症状として閃輝暗点(視界の真ん中が暗く周りがまぶしくなる)がある、家族性あり。

   前兆なし→前駆症状がなく、家族性の頻度が低い。

治療:自律神経の調節、血管運動の安定。

群発性頭痛

原因:不明。頭蓋血管の拡張によると考える。

疫学:20〜30歳代の男性に多い。

症状・特徴:片方の目の奥がえぐられる様な強烈な痛み。頭痛は拍動性。年に1〜2回か2〜3年に一回

      自律神経症状(網膜充血、流涙、鼻汁、頬が赤くなる、前頭部発汗など)

治療:自律神経の調整で予防を期待する。

後頭神経痛

原因:圧迫、外傷によるものが多い。長時間同じ姿勢、頸椎異常、肩こりに合併する。

症状:後頭部〜頭頂部、耳介後部に放散痛(ピリッと)

治療:筋緊張の緩和、循環改善。

二次性頭痛(すぐに病院へ!)

くも膜下出血:バットで殴られたような痛み

脳出血:喋り方がおかしい(ろれつが回っていない)、唾液が漏れてる。意識障害。

脳腫瘍:痛みが緩和せず、徐々に強まる。

髄膜炎:後頭部から頸部の激しい頭痛


まとめ

二次性頭痛は絶対に放置してはいけませんが、一次性頭痛も放置すると生活に支障が出るほどに悪化する可能性があります。自律神経の調節や血管運動の安定は鍼灸が最も有効と考えています。

すでに、薬が処方されてる方は鍼灸治療と併用することによって薬の量を減らすことができます。

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一度、お試しください!

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