食欲を安定させるツボ

どうも!とみさんです!暑い日が続き、食欲がなくなっている方が多いのではないでしょうか?しっかりと食べないと夏バテしやすい身体になってしまいます。

今回は、食欲がない方と食欲旺盛な方におすすめのツボを紹介していきます。

日本人は食欲が不安定になりやすい!?

東洋医学的に日本人は「脾」が虚しやすい体質です。(ここに出てくる脾は脾臓とは関係ありません)

理由は、日本が島国で湿度が高いからです。脾は湿が多いと虚しやすいのです。

脾が虚すると運化作用が弱くなります。運化作用とは、食べ物をエネルギーに変えて身体中に行き渡らせる作用です。

日本人と外国人を比べて日本人は太りにくく、筋肉もつきにくい、胃腸も弱いと思ったことはありませんか?

そして、日本人でも外国に行った人たちは体が大きくなっていると思います。わかりやすいのがメジャーリーグに行った日本人たちです。食が変わったこともありますがそれを消化できているということは胃腸も強くなっているということです。湿度の多い日本を離れて脾の作用が正常になったと東洋医学的には考えます。

さらに、日本人はストレスを受けやすいです。東洋医学的にストレスを受けると「肝」が高まり、「脾」を弱らせます。(肝は肝臓とは関係ありません)相性的に肝が脾より強いからです。ポケモンでいう肝(くさタイプ)から脾(じめんタイプ)への攻撃が効果抜群とイメージしてください。

このように湿度が高い、ストレスを受けやすいのダブルパンチで脾が虚してしまい、運化作用に影響を及ぼします。


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日本から出ないと治らない?

そんなことはありません。日々のケアによって脾を補ってあげることによって改善することができます。

そのケアができるのが東洋医学です。ツボを使っていきます。

脾を補うツボ

  • 三陰交(内くるぶしから指4本上、骨の際)
  • 太白(足の親指の付け根)
  • 足三里(膝関節から指4本下、すねの外側)

肝を安定にさせるツボ(ストレスが多い人は併用してください)

  • 太衝(足の甲、親指と人差し指の骨が交わるところ)
  • 中都(内くるぶしの前に斜め上)
  • 百会(頭の真ん中、耳を結んだ線と鼻のがあるところの交わるところ)

ツボの利用方法

毎日押してみてください。体調によって押された感覚が変わってきます。その違いを感じて、自分の体調を把握しましょう。

ツボ押しでも少しは効果がありますが、鍼やお灸をした方が何倍も効果があります。ツボ押しであまり効果が出ない方は、鍼灸治療をオススメします。

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まとめ

日本人は湿度の多い環境で生活しており、ストレスを抱えやすい性格のため「脾」が虚しやすい。

「脾」の運化作用(食べた物をエネルギーに変えて身体に行き渡らせる)の働きが悪くなる。

エネルギー変換されないため、食が進まない。未消化になりやすい。胃腸の負担になる。

ツボ押しで体調を把握し、ひどい時は鍼灸治療を受けましょう!

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