東洋医学 気血津液編(鍼灸学生必見!)

どうも!とみさんです!

今日は、東洋医学について解説していきます。

ここを理解すれば定期テスト、国家試験の東洋医学概論2割は取れる!

鍼灸学生がんばれ!一般の方は、鍼灸の治療方針がわかると治療の時の不安が無くなると思います。

陰陽

陰陽の相互関係

  • 対立 陰と陽はお互いで平衡をとっている
  • 依存 陰があるから陽がある、陽があるから陰がある。単独では、存在できない。
  • 消長 陰が増えると陽が減る。陽が増えると陰が減る。陰と陽は絶えず増減している。
  • 転化 一定の程度に達成すると「陽から陰」「陰から陽」に変わります。
  • 可分 あらゆるものは全て陰と陽に分けられる。

この図で全て表しています。当てはめて考えて見てください。可分以外は当てはまります。

可分の説明です。

例えば

方角(東→陽、西→陰)(南→陽、北→陰)

左右(左→陽、右→陰)

上下(上→陽、下→陰)

他にもありますが、全て陰と陽に分かれます。

覚えるよりイメージが大事です。陰っぽいな、陽っぽいなというイメージです。

イメージできないものだけ暗記するようにしましょう。

人間の身体も陰と陽に分けることができます。

動物は全て四足歩行でした。人間も最初は四足歩行です。

その、四つん這いの時日が当たるところ(背中)がです。日が当たるので陽っぽい。

影になる方はです。影になるので陰っぽい。

これは、経穴の陽経か陰経かの基準にもなるので覚えましょう。

他にも

臓腑

気血

表裏

熱寒

虚実

これらの陰陽は区別がつくようにしましょう。関係することが多いです。

気の作用

  • 推動作用
  • 温煦作用
  • 防衛作用
  • 気化作用
  • 固摂作用

気の運動(気機

昇・降・出・入

この二つは覚えてください。

気の種類は大きく分けて二つあります。

先天の気=原気

後天の気=宗気営気衛気

原気は元気と同じような意味です。先天の気というのは生まれた時に元々ある原動力になる気です。

先天とは生まれた時からあるもので増えることはありません。有限です。

後天とは生まれた後から生成していくものです。食事や呼吸などで増やすことができます。

この区別はつけておきましょう。

覚えてほしいのは

後天の気の

宗気=水穀の清微(飲食物)+清気(呼吸による)胸中に集まる。(心の拍動)(呼吸の推動

営気=血の一部として脈中をめぐる

衛気=脈外を巡り。外邪の侵入を防ぐ(防衛)、温煦、腠理の開閤(体温調節)

東洋医学的には営気+津液+精によって構成される。

作用は滋養です。作用はほぼ西洋医学と同じですね。

構成は覚えてください。

津液

血の構成にも出てきた津液は

津=さらさら

液=ネバネバ

滋潤、濡養作用

あまり覚えることはありません。

先天の精=父母から受け継いだもの、に貯えられる。

後天の精=脾胃の働きで飲食物(水穀)から得られる。

腎、脾胃が関係していることを覚えておきましょう。

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