どうも!とみさんです!
今回は、腰痛の一種、分離症の話です。他の腰痛と違って年齢層が若いです。
スポーツしてるお子さんがいる方必見!
鍼灸師さんはしっかり判別できるようにしましょう。
原因
関節間部への機械的ストレスの繰り返しによって起こる
激しい腰の捻りや強い前屈・後屈が原因となる。
成長期のスポーツを素因として生じる。
病態
椎体の関節間部に分離が生じた骨性の連絡性を欠いた状態
第5腰椎、第4腰椎に好発。運動をよくする10歳から15歳に好発。(骨格が未発達な成長期)
症状
腰部の鈍痛、疲労感、罹患腰椎棘突起の圧痛。
後屈、座位、立位、歩行など同じ動作を続けると痛みが増強する。
坐骨神経症状はない。
改善策
スポーツ前の準備体操を入念に!
過度のトレーニングは身体に逆効果なので指導者の方は休養のタイミングを見直してみてください。
鍼灸治療では、骨折を治すことはできないので回復を促進して鎮痛していきます。
基本は絶対安静です。
まとめ
疲労骨折なので、疑いがあればスポーツは中止して安静にしてください。
症状に疑いがある場合すぐに病院へ!
幼少期に分離症が生じると分離すべり症になる可能性もあります。
未成年で、腰痛はあまりありません。もし、お子さんが腰痛を訴えることがある場合は受診することをお勧めします。分離症じゃなくても何かしらの原因があると思います。そのまま成長すると、将来腰痛持ちでぎっくり腰になりやすい身体になる可能性もあります。
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